「冠婚葬祭のひみつ」(斉藤美奈子)岩波新書2006/08/26 20:25

聞くのと見るのは違う
長崎原爆資料館にいってそのことを強く感じました。
私の中の戦争に対する認識が変わった気がします。
私たちの前にいたツアーのグループ
「30分後に出口で集合です」なんて声が聞こえたけど
どう考えてもそんな短時間には見切れない内容でした。
ほかのところも観光したいのはわかるけど
30分といわずもう少しじっくり見てほしいと思いました。

冠婚葬祭というとしきたり・作法・マナー・礼儀
いろいろにことを気にしなくてはいけません。
祝儀(不祝儀)袋の表書きから始まり
中に入れる金額、お金の入れ方etc.etc.
私の場合行く前にはネットで調べてから参加します。(^^;)
この本では
第一章 冠婚葬祭の百年
第二章 いまどきの結婚
第三章 葬送のこれから
というテーマで冠婚葬祭についてわかりやすく解説してくれます。
この本を読むと「しきたり」といってもたかだか
100年の歴史しかないことがわかります。
ではなぜ今のような難しい形になったかはお金が原因なのですが
くわしくは本書を読むとよくわかります。
とても面白く読ませてもらいました。